date. 2014/1/23

category. Ruby Server

CentOS(さくらVPS)にRubyをインストールする方法です。

流れ

  1. Gitをインストール
  2. rbenvをインストール
  3. Rubyをインストール
  4. Railsをインストール

というような流れになります。

1.Gitをインストール

Gitを使用するので、インストールします。

sudo yum -y install git

2.rbenvをインストール

先ほどインストールしたGitを利用して、rbenvをインストールします。

rbenvとはRubyを複数のバージョンインストールできるツールになります。
rbenvの他にchrubyなどありますが、今回はrbenvを利用します。

git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv

と、Gitから.rbenvにcloneします。

環境変数の設定

echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
exec $SHELL -l

とし、環境変数のを通し、rbenvをコマンドとして使用できるようにします。

プラグインruby-buildをインストール

rbenvでRubyをインストールするためのプラグインをインストールします。

git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build

3.Rubyをインストール

rbenvを利用して、Rubyをインストールします。
今回はruby-2.0.0-p353をインストールしてみます。

rbenv install 2.0.0-p353

インストールまでしばらく時間がかかります。

インストール中に下記のエラーが発生しました。

The Ruby openssl extension was not compiled. Missing the OpenSSL lib?

OpenSSLのエラーなので、OpenSSLをインストールします。

sudo yum install openssl-devel

rbenvでインストールしたRubyのバージョンを確認します。

rbenv versions

Rubyのバージョンの切り替えはglobalでバージョンを指定します。

rbenv global 2.0.0-p353

Rubyのバージョンを確認してみます。

ruby -v

再び下記のエラーが発生しました。

bash: ruby: コマンドが見つかりません

rubyのパスが通っていないので通します。

sudo vim ~/.bash_profile

とし、ファイルを開き

PATH=$PATH:$HOME/bin:/usr/local/ruby/bin

とPATHの末尾へ追記します。
設定を反映するためターミナルを再起動します。
再度Rubyのバージョンを確認してみます。

ruby -v

今度は無事バージョンを確認出来ました。

4.Railsをインストール

gem(Rubyライブラリ)でRailsをインストールします。

gem install rails

最後に

rbenv rehash

とし、これでRubyを使用できるようになりました!

参考サイト

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