Ruby製のEC用フレームワーク『Spree』は前から気になっていて、
使用頻度が高いものとしてはEC-CUBEが多いけれど、カスタマイズが面倒だったりで他のフレームワークを視野に入れていたので、試してみました。
Railsのインストール
今回はSpree3.0.4を使用するため、Rails4.2.2が必要なためRailsの4.2.2をインストールします。
すでにインストールしている場合にはこちらは飛ばして下さい。
gem install rails -v 4.2.2
Bundlerのインストール
gem install bundler
Image Magickのインストール
ImageMagickが必須のため、ImageMagickをインストールします。
brew install imagemagick
Spreeのインストール
gem install spree_cmd
プロジェクトの作成
rails _4.2.2_ new 〇〇(プロジェクト名)
SpreeをRailsに追加する
cd 〇〇(プロジェクト名)
spree install --auto-accept
『spree: command not found』エラーが出てしまう
-bash: spree: command not found
と、エラーが出てしまう場合には、
rbenv rehash
で、再度読み込むと直る場合があります。
これでSpereeがインストールできました。
最後に、
rails s
で、無事表示されればインストール完了です。
日本語化
日本語化するために、Gemfile追記します。
Gemfile
# 日本語化
gem 'spree_i18n', github: 'spree/spree_i18n', branch: '3-0-stable'
bundleインストール
bundle install
bundle exec rails g spree_i18n:install
application.rbへ追記
config/application.rbへ追記します
config.i18n.default_locale = :ja
日本語化(管理画面)
日本語化・通貨の設定は管理画面から行います。
ログイン
管理画面にログインするには、http://localhost:3000/admin/へアクセスし、
アカウントは、
ID:spree@example.com
PW:spree123
で、ログインできます。
言語の設定
CONFIGURATIONS→General Settings→Localization Settings→AVAILABLE LOCALESから、
日本語を選択します。
Yenの設定
CONFIGURATIONS→General Settings→Currency Settings→CHOOSE CURRENCYから、
JapaneseYenを選択します。
ここでRailsを再起動して、日本語化は完了です。